ピットの好物はほるもんです in メタボ研究室

本ブログは製薬会社の研究者である筆者が【研究者としてよりよく生きていくための日々の学び】を綴る日記です。世界中の人々の健康に貢献するため、働きたいと考えています。現在、筋骨格系疾患に対応する薬の基礎研究を進行中。人生一度きり、太く、ユニークに生きたいと考えています。

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10/25/08 抄読会 

Cai Y et al.

Single-stranded DNA-binding proteins regulate the abundance and function of the LIM-homeodomain transcription factor LHX2 in pituitary cells.
(Biochem Biophys Res Commun. 2008 Aug 22;373(2):303-8. Epub 2008 Jun 17)


A family of single-stranded DNA-binding proteins (or SSBPs) has been shown to augment the function of LIM-homeodomain (LIM-HD) transcription factors in embryogenesis by interaction with LIM domain-binding protein-1 (LDB1). No DNA-binding complex has been described, however, containing a LIM-HD protein, LDB1, and SSBP, and the mechanism by which SSBPs affect LIM-HD function had not been elucidated. Through use of electrophoretic mobility shift, antibody supershift, and ChIP analyses, we show that an Lhx2-Ldb1-Ssbp3 complex binds a specific element in the Lhx2 target gene Cga (encoding the alpha subunit of glycoprotein hormones) in the alphaT3-1 pituitary cell line. Using overexpression and knockdown approaches, we demonstrate that SSBP3 inhibits Lhx2 and Ldb1 turnover, stimulates assembly of this DNA-binding complex, promotes its recruitment to the Cga promoter, and enhances Cga transcription. These studies provide novel insights into the regulation of pituitary gene expression and LIM-HD function more generally.

(内容)
・SSBPファミリーは胎生期にLDB1と相互的に作用し、LIM-Homeodomein転写因子の機能を増強する
・しかし、その詳しいメカニズムは不明
・Lhx2-Ldb1-SSBP3の複合体はLhx2のターゲット遺伝子であるCgaに結合する(αT3-1において)
・SSBPはLhx2、Ldb1の発現を調節する
・複合体形成も促進
・Cgaプロモーターへのリクルートを促進
・pituitary geneの発現調節の新たなメカニズム

(コメント)
BBRCといえば速報誌の類。アクセプトかリジェクトかのどちらか・・・。リバイズはないとか?!思い出しました。以前投稿したことがあって、あっさりリジェクトでした。
Ldb1にSSBPが結合すると、ユビキチンリガーゼであるRLIMが作用せず、複合体を形成し転写因子として働くことができる。逆にSSBPが結合しない場合RLIMが結合し、Ldb1自身がユビキチン化、プロテアソームで分解されるため転写因子として作用することができない。血球系の細胞ではそんなシステムがあるらしい。ただこの論文ではユビキチン化が関与するまでは証明できなかった。



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[ 2008/10/25 15:46 ] 論文 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

山本 大輔

Author:山本 大輔
製薬会社 研究者
保健学博士

1981年長崎県生まれ
2005年臨床検査技師免許取得
2010年神戸大学 博士課程修了
2010年4月より現職

学生時代は下垂体前葉ホルモンの分泌機構や関連因子および栄養素の生体に及ぼす作用について研究していました。現在は内分泌代謝学の視点を基に、抗加齢学の観点から筋骨格系疾患に対応する薬の研究を行っています。

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