ピットの好物はほるもんです in メタボ研究室

本ブログは製薬会社の研究者である筆者が【研究者としてよりよく生きていくための日々の学び】を綴る日記です。世界中の人々の健康に貢献するため、働きたいと考えています。現在、筋骨格系疾患に対応する薬の基礎研究を進行中。人生一度きり、太く、ユニークに生きたいと考えています。

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iPS細胞から血小板 

iPS細胞から血小板 東大が世界初 将来は献血代替も
2009年2月4日 提供:共同通信社




 人体のあらゆる組織に成長できる新型万能細胞「iPS細胞」から、血液成分の一つで出血を止める作用がある血小板をつくることに、東京大の中内啓光(なかうち・ひろみつ)教授(幹細胞生物学)らのチームが3日までに成功した。

 チームによると、人のiPS細胞から血小板ができたのは世界初。

 手術の際などに使われる血小板は現在、献血で集められているが、数日しか保存できないのが悩み。今回の血小板の安全性が確認され、大量供給できるようになれば、将来、献血に替わる手法となる可能性がある。

 中内教授らは、iPS細胞を開発した山中伸弥(やまなか・しんや)京都大教授と同じ手法で、人の皮膚細胞に3-4個の遺伝子を入れ、iPS細胞を作製。

 培養する際に、人の骨髄細胞や、細胞増殖を促すタンパク質などを加えたところ、血小板のもとになる「巨核球」と呼ばれる細胞ができ、さらに巨核球から血小板ができるのを確認した。

 血小板の作製効率はまだ低いが、大きさや形、働きには問題がなかったという。中内教授らは、今後、できた血小板の安全性を確認する方針で「5年以内に臨床試験を始めたい」としている。

 血小板のほか、人の赤血球や白血球をiPS細胞からつくる技術的な見通しも立っているという。



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[ 2009/02/05 15:42 ] 研究 | TB(0) | CM(0)

ヒトiPSで脊髄損傷改善 

ヒトiPSで脊髄損傷改善…慶応大研究チーム
2009年2月4日 提供:読売新聞




マウスに移植、4週で効果

 様々な細胞に変化できる人の「新型万能細胞(iPS細胞)」から作った神経幹細胞を、脊髄(せきずい)を損傷したマウスに移植し、症状を改善させることに慶応大学の研究チームが成功した。ヒトiPS細胞を使って治療効果が確認されたのは世界で初めて。交通事故などで脊髄を損傷した人の治療に道を開く成果として注目される。

 脊髄損傷は、背骨の中を走る中枢神経が傷つき、脚などの運動機能が失われる疾患。中枢神経が切断されると回復しないとされる。これまでマウスのiPS細胞を使って、脊髄損傷マウスの治療は成功していたが、人の細胞を移植すると免疫の拒絶反応を受け、治療は難しかった。

 同大の岡野栄之教授(生理学)らは、免疫反応をなくしたマウスを活用。脊髄の一部を傷つけて後ろ脚をマヒさせた後で、ヒトiPS細胞から作った神経幹細胞を移植した。

 その結果、4週間後には後ろ脚に体重をかけて前脚と連動して歩けるまでに回復した。一方、自然治癒にまかせたマウスは後ろ脚をピクピク動かせる程度で、立つのは無理だった。iPS細胞を使った再生医療では、移植した細胞のがん化が課題とされるが、7週間たっても腫瘍(しゅよう)は発生していない。

 岡野教授は「今後、半年以上、腫瘍ができないことを見守り、iPS細胞の安全性を確認する必要がある。そのうえで、サルなどで実験し、人への実用化につなげていきたい」としている。

臨床応用にはなお課題多く

 ヒトiPS細胞を使った今回の成果は、再生医療の実現に向け大きな前進と言える。国内だけでも約10万人がいる脊髄損傷患者には朗報だが、臨床応用にはハードルが少なくない。

 脊髄損傷の患者にiPS細胞から作った神経幹細胞を移植するのに最適なのは、損傷から9日後。それ以前は損傷の拡大を防ぐ免疫反応によって拒絶され、それ以後だと傷口が閉じてしまうからだ。現時点で、患者の細胞から神経幹細胞を作るのに数か月間かかる。いかに効率よく移植するかが課題となる。

 ほかにも移植した細胞のがん化の問題がある。安全なiPS細胞作りは世界中で進んでいる。こうした課題を克服し、再生医療が身近になるには、まだ10年以上かかるというのが専門家の一致した見方だ。過度な期待は控え、長期的な視点で研究の進展を見守っていく必要がある。
(科学部 米山粛彦)



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[ 2009/02/05 15:41 ] 研究 | TB(0) | CM(0)
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プロフィール

山本 大輔

Author:山本 大輔
製薬会社 研究者
保健学博士

1981年長崎県生まれ
2005年臨床検査技師免許取得
2010年神戸大学 博士課程修了
2010年4月より現職

学生時代は下垂体前葉ホルモンの分泌機構や関連因子および栄養素の生体に及ぼす作用について研究していました。現在は内分泌代謝学の視点を基に、抗加齢学の観点から筋骨格系疾患に対応する薬の研究を行っています。

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